欧州連合(EU) 欧州連合(EU)の主要規制テーマ

電気自動車等のクリーン自動車推進政策

基本情報・概要

名称

a. 代替燃料補給インフラ配備に関する欧州議会及び理事会指令2014/94/EU
DIRECTIVE 2014/94/EU OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 22 October 2014 on the deployment of alternative fuels infrastructure

b. 低排出モビリティに向けたEU戦略 COM(2016) 501
COMMUNICATION FROM THE COMMISSION TO THE EUROPEAN PARLIAMENT, THE COUNCIL, THE EUROPEAN ECONOMIC AND SOCIAL COMMITTEE AND THE COMMITTEE OF THE REGIONS A European Strategy for Low-Emission Mobility Communication COM(2016) 501

公布・施行日等 a. 2014年10月28日公布、公布から20日後に施行
b. 2016年7月20日発表

EUの電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車等に関連する規制や政策の代表的なものは以下の通りである。

代替燃料補給インフラ配備に関する指令(2014/94/EU)

2014年10月に公布・施行された本指令は、石油依存を最小化すると共に運輸部門による環境負荷を軽減するために、欧州連合域内で代替燃料供給インフラを配備するにあたり、その方策についての共通の枠組みを構築するものである。具体的には以下を規定している。

  • 加盟国政府が、代替燃料供給インフラ(EV向け充電スタンドや天然ガス及び水素補給スタンド等)を構築する上での最低基準(下記の表1を参照)
  • 充電/補給スタンドを対象とした共通の技術仕様
  • ユーザ向け情報提供に関する要件

なお、加盟国政府は2016年11月18日までに、同指令を国内法に置き換えると共に、代替燃料を供給する最低限のインフラ設置に関する目標を定めた「国内政策枠組み(national policy framework)」を欧州委員会に提出することを義務付けられていた。

 

欧州委員会、「低排出モビリティに向けたEU戦略」を公表――代替燃料インフラの展開やE-モビリティの相互運用性と標準化に焦点

欧州委員会は2016年7月20日、欧州のあらゆる経済部門において、低炭素排出への移行を加速させるための施策パッケージの一環として、「低排出モビリティに向けたEU戦略(A European Strategy for Low-Emission Mobility)」と題するコミュニケーションを発表した。同戦略は、1) 交通システムの効率向上、2) 交通部門向けの低排出代替エネルギー開発促進、3) ゼロエミッションカーへの移行、の3つの柱を中心として、欧州委員会が向こう数年間に予定している様々なイニシアチブや開発対象分野をまとめたものである。