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台湾、改正版「毒性化学物質管理法」を間もなく公布へ

当社サービス「海外環境法規制モニタリング」の月例報告書(2019年1月号)より、「台湾、改正版毒性化学物質管理法を間もなく公布へ――懸念化学物質の追加や毒物化学物質基金の設立などを盛り込む」について紹介します。
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海外環境法規制モニタリング

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台湾行政院環境保護署によると、2018年12月21日、「毒性化学物質管理法」の改正案が立法院における3度目の審議を通過しました。同改正案は、間もなく正式に公布される見通しです。環境保護署によると、今回の主な改正箇所は以下のとおりです。

第1類から第4類毒性化学物質に加えて、「懸念化学物質」という管理対象項目が追加されました。「懸念化学物質」についても、その特性に応じたコントロールバンディングが実施されます。草案によると、「懸念化学物質」とは「毒性化学物質以外の化学物質で、その物質の特性もしくは国内外で注目を集める民生消費問題に基づき、環境汚染または人体の健康に危害を与える恐れがあると中央主管機関が認定するとともに公告した物質」を指します。

「事故の予防および緊急対応」という章が新たに追加されました。同章では、製造業者に対する以下の要求が規定されています。

危害の予防および緊急対応計画書を地方政府に届出るとともに、ウェブサイトで公表する。専門の緊急対応人員および委託した緊急対応機構により、事故時の緊急対応に当たる。事故発生時には、現場に赴き災害救助を支援し、環境または人員の被害拡大を防止する。

「毒物および化学物質基金」の設立に関する規定が追加され、環境保護署は、同規定に基づき、毒性および懸念化学物質の取扱い事業者から取扱費を徴収し、毒物および化学物質基金を設け、化学物質の管理などに同基金を使用します。

また、管理対象の毒性および懸念化学物質の電子的な方法による売買が禁止されます。

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関連製品

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台湾の環境法・環境規制動向

台湾の化学物質規制情報に関連する製品を下記に紹介します。

規制分野 製品区分 製品・サービス名 発売・更新日
全般 法体系ガイド 台湾環境法体系ガイド(製品編) 2013年9月1日
- 海外環境法規制モニタリング
世界全体の環境法規制の動向をお届けする基幹サービス。同分野の豊富な知識と経験、高度な翻訳能力を兼ね備えた当社研究員が厳選した価値ある情報を速報、月例報告書、検索可能なWEBアーカイブでご提供します。
常時更新
- 海外環境規制トレンド・レポート
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化学物質 法規和訳 台湾 改正版 新規化学物質および既存化学物質資料登録弁法
既存化学物質の初回製造または輸入量が年間100kgに達する場合の第1段階の登録申請期限が、発生日から6カ月以内に改められるなど、日本企業にとっても早期の対応が懸念される。
2019年3月22日
法規和訳 台湾、新化学物質登記管理弁法 2015年2月19日
法規和訳 台湾、新化学物質及び既存化学物質資料登録弁法 2015年1月27日
法規和訳 台湾政府がRoHS対応のために公布した「有害物質検査試験室特定規範」 2006年3月5日

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海外環境規制トレンド・レポート

下表は台湾の化学物質規制情報に関する報告書の一覧です。

規制分野 規制テーマ(報告書の名称) 更新日
化学物質 台湾 化学物質規制 2018年6月1日
台湾 RoHS関連規制 2017年12月1日

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