中国 中国の環境法規制情報

中国国家環境保護標準HJ964-2018 環境影響評価技術ガイドライン 土壌環境(試行)

中国で「土壌汚染防止法」公布に続き、
それを実施するための国家環境保護標準HJ964-2018環境影響評価技術ガイドライン 土壌環境(試行)」が公布
2019年7月1日より施行へ

中国生態環境部は2018年9月13日、「中華人民共和国環境影響評価法」を実施し、土壌環境影響評価業務の規範化および指導を行い、土壌環境の退化を防止または抑制して、土壌環境を保護するために本標準を新規に制定・公布しました。

本標準では、土壌環境影響評価における一般的な原則、業務手順、内容、方法および要求が規定されている。

本標準は、化学工業、冶金、鉱山採掘、農業・林業、水利などの土壌環境に影響を与える恐れのある建設プロジェクトにおける土壌環境影響評価に適用されるもので、これらの産業界に属する企業にとって必須のものと言えます。

以下、本和訳製品本文より一部抜粋。

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4.3 業務手順
土壌環境影響評価業務は、準備段階、現状調査ならびに評価段階、予測分析ならびに評価段階、および結論段階に分けられる。土壌環境影響評価業務の手順については、図1を 参照のこと。

4.4 各段階の主な業務内容

  • 4.4.1  準備段階 国および地方の土壌環境に関する法律、法規、政策、標準および計画などの資料を収集し分析する。建設プロジェクトの工事概況を理解し、プロジェクトの分析を踏まえた上で、建設プロジェクトにより土壌環境に与える恐れのある影響分類を識別し、土壌環境に影響を与える恐れのある主な経路について分析する。現場での実地調査業務を実施し、土壌環境保全対象を識別する。評価の等級、範囲、内容を確定する。
  • 4.4.2 現状調査および評価段階 対応する標準および方法を用いて、現場調査、サンプル採取、モニタリングおよびデータ分析ならびに処理などの業務を実施し、土壌環境の現状評価を行う。
  • 4.4.3 予測分析および評価段階 本標準が定める、または論証を経た効果的な方法に基づき、建設プロジェクトにより土壌環境に与える恐れのある影響について予測分析および評価を行う。
  • 4.4.4 結論段階 各段階の成果を総合的に分析し、土壌環境の保護措置および対策を提示して、土壌環境影響評価の結論をまとめる。

 図 1 土壌環境影響評価業務の手順図

  1. 準 備 段 階
    関連資料を収集し、プロジェクト工事の背景・概況を把握
    現場での実地調査、工事の分析
    環境影響の識別
    評価業務等級、評価範囲、評価内容の確定
  2. 現 状 調 査 ・ 評 価 段 階
    土壌環境の現状調査とモニタリング
    土壌環境影響源 の調査
    土壌環境の理化学特性の 調査、利用状況の調査
    土壌環境質の現状 モニタリング
    土壌環境の現状評価
  3. 予 測 分 析 ・ 評 価 段 階
    土壌環境影響の予測分析と評価
  4. 結 論 段 階
    土壌環境の保護措置と対策
    評価の結論

製品情報

製品名 国家環境保護標準HJ964-2018
環境影響評価技術ガイドライン-土壌環境(試行)
日本語版和訳
納品物 PDFファイル(A4判 約38頁)
価格 54,000円(税別)
ご注文・お問い合わせ
03-5928-0180(担当:中里)