世界のEVを取り巻く最新動向ウェビナー

EVを取り巻く世界の政策／規制／市場
最新動向をウェビナーで紹介・解説
オンデマンド受講受付中

エンヴィックスは2009年よりEV及びEV用電池の技術開発、市場、戦略及び規制の動向をウォッチし産業界に広く情報提供を開始してきました。その後の電動化の急激な進展に合わせ2021年からは欧米、中国、韓国のみならずアジア全域、ラテンアメリカなどをカバーする「世界自動車環境規制情報サービス」を、日本で唯一の定期的なEV情報サービスとして強化し展開してきました。

その後、EV化が順調に進むかと見られた2023年後半から、EV化で先行してきた欧米や中国では、EV販売の鈍化やハイブリッドEVへの傾斜化が見られ、その流れが加速するに伴い、国の政策やEVメーカー及び車載電池メーカーを中心に戦略面での方向転換や見直しが垣間見られるようになってきました。

そこでエンヴィックスは、10年以上に亘って蓄積してきたEV関連情報をベースとして、さらに選挙で大きく揺れる欧州議会でのEV政策の変化、EU の後塵を拝した米国のEV化への追い上げ、中国のしたたかで全方位的なEV戦略、そして地域固有のEV政策を着実に進めようとしているラテンアメリカや東南アジアにおける最新動向を反映した形で、今回、来る2024年9月20日に下記の3部構成でウェビナーを開催することとしました。

EVの先行きの見通しが不透明な現状に鑑み、このウェビナーを通じて、現時点での課題や方向性を総合的にご理解いただき、今後の戦略検討に向け有益な機会となれば幸いです。

講演内容

本ウェビナーは下記の3部構成で開催します。講演時間は各部50分を予定。

第2部と第3部に関しては、詳細な内容を盛り込んだ特集レポートが作成されており、別途購入が可能です。

  1. EV市場の鈍化に伴う課題と戦略の変化 – 主要国の政策とEVメーカー戦略
  2. 電気自動車用電池の最新動向と電池工場の現地化（特集レポート）
  3. 欧州自動車産業における再生プラスチックの利用拡大に向けた最新動向（特集レポート）

第1部 EV市場の鈍化に伴う課題と戦略の変化 – 主要国の政策とEVメーカー戦略

  • はじめに
    • EVを取り巻く先行き不透明感、考えられる方向性
  • EV化を加速しようとしてきたEUの躓きと政策の混乱
    • 欧州議会のEV政策の変化
    • 欧州自動車工業会のEU新体制に向けた5つの政策提言
    • フォン・デア・ライエン委員長のe-fuelが果たす役割への言及とその実態
  • EV市場の鈍化の実態
    • 世界全体の動向、EU、米国、中国、ラテンアメリカ
  • EV市場鈍化の原因と課題
    • 市場・消費者関連
    • インフラ関連
    • 間接的な問題点
    • EV自体の持つ弱点
    • 再生可能エネルギー利用を前提とした「理想主義の破綻」
  • 問題点の解決に向けての戦略 – EUでの対応策
  • EV を取り巻く新たな課題
    • 国産化ナショナリズムと新興勢力の台頭
    • 鉱物資源保有国の産業拡大化
  • 国際間でのEV政策のばらつきが拡大傾向へ
    • 中国、EU、米国、テンアメリカ、その他地域
  • 混迷する企業戦略
  • リーディングEVメーカーの市場・経営戦略の変化・見直し

講師：中里 純啓
エンヴィックス代表、主任研究員。EVに関しては10年以上情報収集及び分析に係わる。

第2部 電気自動車用電池の最新動向と電池工場の現地化

  • 調査コンサルティング企業の統計データーによる電気自動車用電池動向
  • 最新の電気自動車用電池および電池パックの構造の解説
    • Blade Type Battery
    • CATLのShenxing Supefrast Charging Battery
    • ナトリウムイオン電池
    • Inter Battery 2023 – 韓国電池メーカーの状況
    • ZEEKRが自社開発した超急速充電可能なLFP電池
    • 広汽（GAC）グループの全固体電池
  • 電池工場の現地化
    • 米国の状況　インフレ抑制法案（IRA）について
    • 韓国電池メーカーの米国現地工場
    • 中国関連電池メーカーの米国現地工場
    • 東南アジアとインドの現地電池工場
    • その他の地域の現地電池工場

講演内容は弊社で発売中の特集レポートに沿った内容となります。

講師：遠藤 正幸 氏
弊社パートナー。大手電機メーカーでリチウムイオン電池などの設計、コンプライアンスの業務を担当された専門家。

第3部 欧州自動車産業における再生プラスチックの利用拡大に向けた最新動向

  • 欧州委員会のELV規則案
  • EUにおける自動車とプラスチック
  • 再生プラスチックの含有義務化案に対する欧州業界団体の反応
    • 欧州リサイクル産業連盟（EuRIC）
    • 欧州自動車工業会（ACEA）
    • 欧州自動車部品工業会（CLEPA）
    • プラスチックス・ヨーロッパ（Plastics Europe）
    • グラスファイバー・ヨーロッパ（Glass Fibre Europe）
  • 自動車メーカーの取り組み
    • BMW
    • メルセデス・ベンツ
    • フォルクスワーゲン
    • アウディ
    • ボルボ
    • ルノー
  • 化学・プラスチック業界の取り組み
    • コベストロ
    • ボレアリス
    • モーコム

講演内容は弊社で発売中の特集レポートに沿った内容となります。

講師：徳井 えり子 氏
弊社パートナー。ドイツ在住。外資系自動車メーカーに長く勤務、EUやドイツの環境政策及び法規制の調査に長年携わっている環境分野の専門家。

ウェビナー開催概要

講師への質問はライブ配信内に限り、事前／事後質問、追加質問は承りません。

名称 世界のEVを取り巻く最新動向ウェビナー
オンデマンド配信
開催日時

2024年9月20日（金）配信
提供内容
  • オンデマンド配信受講
    • お申し込みより2ヶ月間有効、期間内の再生回数は無制限。視聴者はライブ配信受講者と同一の方に限ります。
    • 動画ファイルのダウンロード取得、講師質問は不可。
  • 講演資料（PDF形式 約90頁）
    • 組織内に限り共有可。
受講費

1名につき 38,000円（税別）
» ご請求・支払い方法について
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お問い合わせはこちら（担当：中里、真壁、劉）。

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