欧州連合(EU) 欧州連合(EU)の主要規制テーマ

ErP(エコデザイン)指令、エネルギーラベル指令

エコデザイン指令2009/125/EC(ErP指令)は、エネルギー関連製品(ErP:Energy-related Products)について環境配慮設計(エコデザイン)を義務付ける枠組み指令であり、製品グループごとの最低要件を定めることを目的としている。対象となる製品グループはロット(Lot)分けされ、順次決定される。

一方、エネルギーラベル規則2017/1369/EUは、個々の製品グループについて、エネルギーやその他の資源の消費量に関するラベル表示要件を定めることを目的としている。

基本情報・概要

名称 a. エネルギー関連製品の実施措置を設定する枠組みを確立する欧州議会及び理事会指令2009/125/EC
DIRECTIVE 2009/125/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 21 October 2009 establishing a framework for the setting of ecodesign requirements for energy-related products

b. エネルギーラベリングの枠組みを設定し、指令2010/30/EUを廃止する2017年7月4日の欧州議会及び理事会規則(EU)2017/1369
REGULATION (EU) 2017/1369 OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 4 July 2017 setting a framework for energy labelling and repealing Directive 2010/30/EU

公布・施行日等 a. 2009年10月31日公布、公布後20日発行日目に発効
b. 2017年7月28日、2017年8月1日発効

エコデザイン作業計画2016 – 2019

欧州委員会は2016年11月30日、『エコデザイン作業計画2016 – 2019(Ecodesign Working Plan 2016 – 2019)』を発表している。新規に実施措置の策定あるいは検討の対象として挙げられた製品グループが記載されている。既に実施措置が発効済みの製品グループの多くでは、見直し作業が進められている。

新しいエネルギーラベル規則が公布される――供給業者に対し製品データベース入力を義務付け

2017年7月28日、「エネルギーラベリングの枠組みを設定し、指令2010/30/EUを廃止する2017年7月4日の欧州議会及び理事会規則(EU)2017/1369」がEU官報で公布され、2017年8月1日に発効した。これに伴い、旧指令「エネルギーラベル指令2010/30/EU」は、2017年8月1日をもって廃止された。なお、これまでEUのエネルギーラベルは、国内法への置換を必要とする「指令(Directive)」として規定されていたが、新しい法令は、国内法に優先して直接適用される「規則(Regulation)」として公布された。ちなみに、ラベルに関する要求事項詳細を規定するために製品グループ別に公布されている「委任法(delegated act)」は、当該製品グループを対象とする新しい委任法を通してこれが廃止されるまで、引き続き効力を有する。