EU REACH規則 ユニバーサルPFAS制限提案 解説ウェビナー
2023年8月4日（金）開催

業界大注目の「EU ユニバーサルPFAS制限提案」について、公開協議が開始された2023年3月22日以降の最新動向を報告・解説します。本ウェビナーは今年2月に弊社で開催し200名以上のお申し込みをいただいた「EU REACH規則に基づくPFAS制限提案 解説ウェビナー」に続いての開催となります。

PFHxA／PFHxSを含む制限提案の概要解説、さらにパブリックコメントの提出状況、ECHAによる質疑応答集の一部解説を予定しております。

公開協議の期限である2023年9月25日に向けて、また今後の動向予測の参考情報として、是非とも受講をご検討ください。

直近の主な動向

欧州化学品庁（ECHA）は受領した秘密に指定されていないパブリックコメントを次のように公表しています。

• 第1次コメント 166件（2023年5月23日公表、2023年3月22日から5月8日までに提出されたコメント）
• 第2次コメント 432件（2023年6月12日公表、2023年5月8日から6月6日までに提出されたコメント）

また、ECHAは本件に係るオンライン説明会（2023年4月5日開催）で募集した質問についての回答集を下記のように二度に分けて公開しました。

• 質疑応答集Part I 全16頁（2023年5月3日公表）
• 質疑応答集Part II 全38頁（2023年6月28日公表）

さらに注目すべき点はPFHxAの最新動向です。欧州委員会は「リスク評価委員会および社会経済分析委員会が提案した幾つかの用途について、制限による影響およびコストに関するデータが不確実であること」から、リスクが確実である用途に限定した制限条件に切り替えを行いました。

弊社は欧州委員会の当該動向がユニバーサルPFASの制限条件を規定する上で影響を及ぼすと考えております。

これまでの経緯

欧州化学品庁（ECHA）は、2023年1月13日付け報道発表（ECHA/NR/23/01）で、ドイツ、デンマーク、オランダ、ノルウェーおよびスウェーデンの5ヶ国が共同で作成を進めていた全てのPFASをREACH規則に基づいて制限する提案書および補足文書を、5ヶ国を代表してドイツから受領したことを公表し、当該資料を2月7日に公表しました。

公開協議は2023年3月22日から9月25日までの期間で実施されています。

ご承知の通り、PFASはエネルギー、半導体、電子／電機／通信、輸送（自動車／航空機／鉄道）、医療（医療機器／医薬品）、建築／インフラ、繊維製品、革製品、カーペット、衣服、室内装飾品などの広範な分野で使用されています。米国環境保護庁が管理している「PFAS Master List of PFAS Substances」には現時点で「12,034件」の物質が収載されています。

ウェビナー／レポートの特徴と違い

ウェビナーの開催に加え、別途レポートを発売します。ウェビナーに付属する講演資料とレポートの各特長と違いについて、下記にまとめて紹介します。

EnviXの化学物質規制動向報告サービス

弊社では有料／無料サービスを通じて各国の規制動向を報告しております。是非ともご利用・ご検討ください。

世界各国の最新規制動向をご報告。国内メーカー200社以上が採用する、弊社の基幹サービスです。2週間の無料トライアルご提供中。
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解説ウェビナー

およそ3時間講演、所定の時間内で最新動向を把握していただくことを目的とし、下記の内容で解説します。

• ユニバーサルPFAS制限提案の概要解説（前述したPFHxAの最新動向解説を含む）
• 制限提案書一式に対するパブリックコメント提出状況の報告、弊社研究員が選定する一部コメントを解説
• ECHA公開質疑応答集の概要、弊社研究員が選定する一部の質問回答を解説

ライブ配信内に限り、受講者からの質問を承ります。また、本ウェビナーは1ヶ月間のオンデマンド視聴が可能です。

受講費は1名の受講者につき申し受けますが、講演資料は受講者が所属する同一法人内で共有してご利用いただけます。

なお、同時発売するレポートはウェビナー講演資料と異なる製品です。両者の比較について、上述の「ウェビナー／レポートの特徴と違い」で紹介しております。

解説レポート

下記の内容で別途発売いたします。解説レポートのみのご注文も承ります。利用範囲は、注文者が所属する同一法人内で共有してご利用いただけます。

ウェビナー講演資料と本レポートは異なる製品です。両者の比較について、上述の「ウェビナー／レポートの特徴と違い」で紹介しております。

解説レポート目次

• REACH規則
  • ユニバーサルPFAS
    • 2023年2月7日前の動向
    • 2023年2月7日以降の動向
    • 制限提案書
    • ウェビナー
    • 質疑応答集
    • コメント提出状況
    • 今後の予定
  • その他のPFASの動向
    • 泡消火薬剤中のPFAS
      • PFHxS
      • PFHxA
      • Bisphenol AF
      • PFHpA
      • GenX/ ADONA/ EEA-NH4
      • PFBS
      • REACH規則の附属書XVII
      • 英国
      • 米国
• POPs規則
  • 最新動向
    • 附属書I
    • 附属書IV／附属書V
  • 現時点までの動向
    • PFHxS
• CLP規則
  • トピックス
    • PFHxAおよびその塩
  • 現時点までの動向
• 付属資料
  • ECHA 質疑応答集 日本語版和訳

付属資料として、2023年4月5日にECHAが開催したオンライン説明会で募られた一般質問に対する応答集（全188問）の日本語訳資料を、回答内で言及された物質名／用途別製品の制限適用／除外一覧（全63件）を含めて提供します。

参考：ECHA 質疑応答集 日本語版和訳

参考：ECHA 質疑応答集 回答内で言及された物質名／用途別製品の制限適用／除外一覧

基礎解説ガイド

本ウェビナーでは、EU REACH規則ならびにPFASの定義や用途などの基礎解説を行いません。

REACH規則の基礎につきましては、音声付き解説資料「EU REACH規則 基礎解説ガイド」をお求めください。本ウェビナーとは別途のお申し込みとなります。

PFAS規制の基礎につきましては、やはり音声付き解説資料「PFAS規制 基礎解説ガイド」をお求めください。本ウェビナーと同時にご注文いただけます（最短で注文時同日に納品）。製品情報はこちら。

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