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日本、太陽光発電設備の廃棄リサイクルに関する合同会議が開催される

日本で、2024年9月13日、中央環境審議会および産業構造審議会の小委員およびワーキンググループにより、太陽光発電設備の廃棄・リサイクルをめぐる状況及び論点について議論された。中央環境審議会の循環型社会部会からは太陽光発電設備リサイクル制度小委員会の設置が報告された。会議の論点は、使用済み太陽光パネルが、発電事業終了後、発電設備の所有者から解体・撤去、収集運搬、リユースやリサイクル等を行う関係事業者へと確実に引き渡される仕組みをどのように構築するかである。この仕組みを構築するうえで、モノ・費用・情報の3点から制度的な検討を行う。

検討会の中間取りまとめの概要と今後の論点

太陽光発電設備の廃棄・リサイクルに関する中間とりまとめのポイント

  • 含有物質情報の登録された型式の太陽光パネルの使用推進
  • 適切な絶縁措置による、発電終了後の太陽光発電設備の安全の保持
  • 使用済み太陽光パネルの引き渡し及び引き取りが確実に実施されるための仕組み作り
  • 発電事業終了後に太陽光発電設備が放置された場合の対応に関する、関係法令等を踏まえた事業形態や設置形態ごとの整理

審議会における今後の論点のポイント

  • リサイクルを求める太陽光パネルの範囲（技術的リサイクルの範囲、種類、設置形態）
  • 設置済み太陽光パネルと今後新設される太陽光パネルのそれぞれに対する措置
  • 関係事業者間での処理の責任分担の整理
  • FIT／FIP設備に適用されている排気筒費用積立制度や含有物質登録制度などの既存の制度との関係の整備

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