インド インドの環境法規制情報

インド E-Waste規則および有害廃棄物規則の改正規則を公布

弊社基幹サービス「海外環境法規制モニタリング」の配信情報より「インド、E-Waste規則および有害廃棄物規則の改正規則を公布」について紹介します。

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インド環境森林気候変動省(MoEFCC)は2024年11月12日、2022年廃電気電子機器(管理)規則を改正する「2024年廃電気電子機器(管理)二次改正規則」、および2016年有害及びその他の廃棄物(管理及び越境移動)規則を改正する「2024年有害及びその他の廃棄物(管理及び越境移動)二次改正規則」を公布し、同日に施行した。前者は廃電気電子機器の拡大生産者責任(EPR)、後者は廃タイヤおよび基油・潤滑油のEPRについて規定しており、これらの従来の罰則規定は「環境補償金」の支払いのみであった。今回の2つの改正規則では、同省が上位法である「1986年環境保護法」に基づき罰金および懲役刑を科すことができるよう条文が1つ追加された。

新しく追加された条文の内容は以下の通りである(2つの改正規則で同様の内容)。
違反に対する措置:本規則の規定を遵守しない、または規定に違反した場合は、法(1986年環境保護法)の第15条により罰せられる。

また、上記の1986年環境保護法の第15条は以下の通りである。

第15条 本法およびその下の規則、命令、指示の規定に違反した場合の罰則

(1) 本法または本方に基づき制定された規則、もしくは通知された命令や指示のいずれかに違反したものは、それぞれの違反について懲役5年以下、罰金10万ルピー以下、またはその両方に処される。また、当該違反が継続する場合、違反に対する最初の有罪判決後から起算して、違反が継続する日数1日につき5000ルピー以下の追加罰金が科される。

(2) (1)項の違反が有罪判決日から1年後も継続する場合、当該違反者は7年以下の懲役に処される。

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廃電気電子機器 法規和訳 インド E-waste/WEEE規則、RoHS規定
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規制分野 規制テーマ(報告書の名称) 更新日
廃電気電子機器 インド E-waste/WEEE規則、RoHS規定 2018年12月1日

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