アジア・ オセアニアの環境法規制情報

アジア新興国で進むHCFC規制 – 第10回「世界環境法規制セミナー」特別コラム Vol.2

本稿は、2014年10月21日(火)に予定しておりますエンヴィックス「第10回世界環境法規制セミナー」(お申込み受付中)の開催に際して、当日の講演プログラムの一部を紹介するコラムです。

特別コラムは9月上旬までに全10回を予定しています。更新状況は「セミナー特設ページ」よりご覧ください。

第10回「世界環境法規制セミナー」は終了いたしました。次回も是非ご期待ください。

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アジア新興国で進むHCFC規制

オゾン層破壊物質であるHCFCsの削減に向けて、アジアの複数の新興国でその規制が進められています。最近1年間だけでも以下の関連規制が公布されました。

  • タイ:HCFCsの輸入許可書申請に関する告示
  • フィリピン:オゾン層破壊物質に関する化学品管理令(改正)
  • インド:2014年オゾン層破壊物質(規制および管理)改正規則
  • インドネシア:HCFC使用禁止に関する工業大臣規則

そのほかマレーシアにおいてもHCFCsの段階的廃止を目的に、「環境質(冷却剤管理)規則1999」の改正が現在進められており、2015年初めまでには公布されるものと見込まれております。

各種申請書類やロゴの貼付など国によって細かな要件が異なるため、空調機や冷蔵装置を製造または輸入する企業様においてはこれらの関連規制をいち早く把握する必要があります。

HCFCとは・・・

ハイドロクロロフルオロカーボン類。特定フロンであるCFC(クロロフルオロカーボン)の替わりとして使用される代替フロンの一種。オゾ ン層破壊係数は特定フロンと比較して小さいものの、温室効果を有するためにその段階的廃止が求められている。なおモントリオール議定書では、途上国におい て2030年までに全廃することが定められている。