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中国工信部など4部委合同で「自動車動力電池産業発展促進行動プラン」を印刷配布

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工業情報化部は、中国の自動車動力電池産業発展能力および水準を急速に向上させ、新エネルギー自動車産業の健全で持続的な発展を推進するために、自動車業界組織・重点大学・完成車および動力電池主要生産企業を組織して特別研究を展開し、発展改革委・科技部・財政部など関連部門と合同で、2017年2月20日、「自動車動力電池産業発展促進行動プラン」(以下「行動プラン」と略称)を印刷配布した。行動プランは「国務院 省エネと新エネルギー自動車産業発展計画(2012‐2020年)の印刷配布に関する通知」(国発〔2012〕22号)、および「国務院事務局 新エネルギー自動車普及促進に関する指導意見」(国辨発〔2014〕35号)を徹底して設けられたものである。

「行動プラン」では、国際範囲で動力電池産業発展の趨勢に対する判断に鑑みて、中国の動力電池発展を3段階に分けて提示する。

  • 2018年、現有製品のコストパフォーマンスを高め、高品質電池の供給を保障する。
  • 2020年、現在の技術を基礎に、改善を加えた新世代のリチウムイオン電動電池の大規模な応用を実現する。
  • 2025年、新しい化学原理を採用した新システムの電池によって、技術変革とテスト開発の実現に力を入れる。

具体的には、5方面の開発目標を提示している。

  • 第一は、製品の大幅な品質向上を図り、2020年動力電池システムの比エネルギー(specific energy)を、出来るだけ現在の水準の倍の260W時/kgまで高め、コストを1元/W時以下に引き下げ、2025年の単体動力電池比エネルギー(specific energy)を500W時/kgまで高める。
  • 第二は、大規模使用の需要に関しても製品の安全性を満足なものとし、全ライフサイクルの安全生産および使用を実現する。
  • 第三は、産業規模を合理性に依拠する形で発展させ、2020年には、業界総生産能力1000億W時、生産販売規模を400億W時以上有するリーダー企業を形成する。
  • 第四は、中心材料および部品分野で重大な進展をはかり、2020年には中核的競争力を具有するイノベーション型中心企業を形成する。
  • 第五に、ハイエンド設備が産業を支え、2020年には、設備のスマート化発展、製造コストの大幅低減を実現する。

将来の産業発展目標を実現するために、「行動プラン」は、動力電池のイノベーションセンター建設、動力電池改善プロセスの実施、新システムの動力電池研究の強化、全産業チェーン協同開発の推進、製品品質や安全水準向上、標準システム構築の促進、テスト分析および評価能力構築の強化、完全な安全管理監督システムの構築、キー設備研究開発と産業化の加速など、9項目の重点任務を提示した。また、政策による支持基盤強化、産業発展環境の整備、産業同盟の力の発揮、人材の育成と受け入れを加速、国際協力と交流の強化など5方面の保障措置を提出し、併せて重点任務および保障措置の実施部門を明確にしている。