タイ有害物質法 トータルサポート

EnviX(東京)と当社バンコク拠点が連携し、コンサルティングから現地業務までサポート!
タイ有害物質法の遵守を強力に支援します!

タイ有害物質法のコンプライアンスに向けて、

  • インベントリー登録
  • CBI手続き
  • 製造・輸入・輸出・保管に係る届出、許可取得のための書類作成および当局との調整
  • タイ語SDS・ラベルの作成

その他、有害物質法へのあらゆるご要望に応じます。サポート業務にあたりまして、当社EnviX(東京)と当社タイ拠点Green & Blue Planet Solutions (バンコク)が連携し、日本語にてサポートします。

ご提案に当たっては、まずはお客様のご要望・状況をヒアリング(メール・Web会議)の上でご提案・お見積いたします。最新の化学物質規制や当局の規制方針を踏まえ、当社からお客様にとっての最適な方針をご提案します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

タイ有害物質法について

タイの有害物質法は、仏暦2510年(1967年)毒物法に代わるものとして仏歴2535年(1992年)に制定された法律です。

タイにおける有害化学物質管理の法的基盤を構築する重要な環境関連法であり、工業省や農業協同組合省など複数の省庁がその執行に関与するが、その中心となっているのは工業省(工業事業局 有害物質管理部)です。本法では、有害物質がハザードレベルに応じて第1種有害物質から第4種有害物質まで4分類され、これら有害化学物質を製造、輸入、輸出、所有するに当たっては、以下の要件が課されます。

  • 第1種有害物質:法令に従って、製造、輸入、輸出、所有を行う。
  • 第2種有害物質:製造、輸入、輸出、所有に際し、届出を行う。
  • 第3種有害物質:製造、輸入、輸出、所有に際し、当局の許可を取得する。
  • 第4種有害物質:製造、輸入、輸出、所有が禁止される。

これらの手続きは、有害物質法の下で制定された数十の下位法令によって定められており、いつ、だれが、どうやって手続きをするのかは、膨大な数の法令を読み解いて理解するとともに、手続きの実務に精通していなければ対応が困難です。

当社では、バンコクに設立した関連会社と連携してタイ有害物質法に係るトータルサポートを行っております。

タイ有害物質法へのQ&A

当社へよくお寄せいただく質問と回答を紹介します。

Q1. 誰が適用対象?

有害物質法は、有害物質の製造・輸入・輸出・保有を規制します。これらの事業を行うタイ国内の事業者が適用対象です。

Q2. 規制対象物質(有害物質)は何?

有害物質法では、以下の10の特性をもつ化学物質を有害物質と定義しています。

  • 爆発物
  • 可燃物
  • 酸化物、過酸化物
  • 毒性物質
  • 健康有害物質
  • 放射性物質
  • 遺伝子変異をもたらす物質
  • 腐食性物質
  • 刺激性物質
  • 人、動物、植物、財産、環境に被害をもたらす可能性のある化学物質もしくはその他の物質

実務上は、有害物質法の下位法令である「有害物質リスト」に掲載される物質およびこれを含む混合物が規制対象となります。なお原則として成形品は規制対象外であり、いわゆる化学製品・化学品が規制対象です。

Q3. いつどのように手続きする必要がありますか?

有害物質法は、その複雑な法体系によって有害物質の製造・輸入・輸出・保有に係る様々な要求を定めています。その有害物質種別(第1、2、3種)または組成成分に応じて、製造・輸入・輸出・保有の前に必要な手続きもあれば、後に必要な手続きもあります。オンラインで行う手続きもあれば、書類を窓口に提出する手続きもあります。

Q4. 化学品輸入には通関で100%の成分情報が必要と聞きましたが、本当ですか?

タイでは、100%成分開示が原則です。タイ国外の製造者が、100%成分をタイ国内の輸入者に開示できない/開示したくない場合、CBI手続き(後述)を行うことで、タイ国内の輸入者に秘密情報を開示せずにタイに化学品を持ち込むことができます。

Q5. CBI手続きとは?

化学品に含まれる秘密成分情報(CBI:Confidential Business Information)の保護に関する手続きです。この手続きを行うことで、タイ国の輸入者に100%情報を開示することなく、通関が可能になります。

なお、CBI手続きには一定の時間がかかり、関係者(タイ国外製造者、タイ国輸入者、規制当局DIW)との調整等さまざまな事情により手続きが完了せずに頓挫してしまうケースも頻発しています。当社では、タイ工業省当局やタイ国内輸入者、日本国内製造者およびそのサプライヤーと連携・調整し、CBI手続きが完了するまで日本およびタイ現地でサポートします。

下記の当社作成動画にて、CBI手続きについて解説しております。手続き方法がわからない、手続きが終わらない、なぜ上手く手続できないのか原因がわからないなどのお悩みの方は是非ご覧ください(Youtube埋め込み動画)。

Q6.タイの既存化学物質インベントリーとは何ですか?

2020年7月9日に、タイ工業省工業事業局(DIW)ウェブサイトにて「工業事業局告示:仏暦2563年(2016年)タイ既存化学物質インベントリ第1版」が公表されまた。以下よりアクセスできるインベントリは、1995年から2017年までにタイ国内にて取り扱われた1万1474物質を工業省工業事業局(DIW)が初めてとりまとめたインベントリです。
参考:http://inventory.diw.go.th/hazardous61/

Q7. インベントリー登録のための申請はどのように行いますか?

リスト5.6物質の届出と称されている届出制度が2015年より運用されており、本届け出がインベントリーへの届出となっています。当社で申請サポートを承ります。

Q8. SDS・ラベルに関する要求は?

有害物質法の手続きに際しては、SDSやラベルの情報を当局に提出しなければなりません。この際に、SDSやラベルの内容に不備がある場合、手続きを行うことができません。当社でSDSやラベルの内容に関するご相談、タイ語版SDSやラベルの作成を承ります。

Q9. 法令違反の罰則やリスクはありますか?

基本的にほぼすべての違反行為に対して罰則が設けられています。

法律が定める最高刑は、第4種有害物質(禁止物質)に関する違反行為に対して科される罰則(100万バーツ以下の罰金、10年以下の禁固刑、又はその併科)です。ただし、違反行為が継続的な場合は累積的にペナルティが増加することがあります。また、輸入時の通関トラブルや有資格者不在による事業の遅延、取引先への影響、危険物保管庫の新設・回収のための予期していなかったコスト増、火災・労働疾病・環境影響など、法令違反には大きなリスクが伴います。

当社では、コンプライアンスのためのトータルサポート・コンサルティングを日本およびタイ現地にて提供いたします。

お問い合わせ・実績紹介

タイ有害物質法に関するお問い合わせは、バンコク駐在の梅山がご対応します。
お客様のご要望・状況をヒアリング(メール・Web会議)の上でご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

以下、当社の実績の一部をご紹介します。

  • 株式会社ミマキエンジニアリング
    現地子会社と連携して、化学品のタイへの輸入に係る必要な手続きをトータルサポート
  • 日系化学メーカー系商社A社
    化学品のタイへの輸入や有害物質法の手続について、コンサルティング顧問サービスを提供。
  • 日系化学メーカーB社
    タイの地元パートナーと合弁での工場設立に際して、有害物質の製造に係る許認可手続きのための書類作成やコンサルティングサポートを提供。
  • 日系化学メーカーC社
    タイ製造拠点(化学工場)に求められる製造許可等の有害物質法に基づく手続きおよび工場法に基づく操業ライセンスの手続きサポート。
  • 日系化学メーカーD社
    タイの有害物質法に係る情報提供のための社内セミナーに、講師として招聘。プレゼンを行うとともに質疑応答に対応。
  • 各種セミナー開催