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米国の独立した安全規格認証機関であるULが使用済EVバッテリーの安全規格を作成

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2016年12月、使用済のEVバッテリーが安全に次の新たな用途に使用されることを確実なものとする手助けとするため、独立した安全規格認証機関であるULは、安全規格UL 1974の策定を進め、自動車メーカーや回収業者、電力会社、ならびに学界などから情報を集めている。新たな規格は、使用済EVバッテリーのユーザーに、当該バッテリーが住宅用、商用、または発電所規模での貯蔵用途においても有効に機能するということに対する信頼を提供することを目的としている。

ULのシステムにおいては、各バッテリーはその健全な状態によって分類され、状態の悪いものは、バッテリーパックのどの部分が交換される必要があるのか、またリサイクルが必要なのかを決定する試験プロセスを通じて排除される。

現在、世界中で150万台以上の電気自動車やハイブリッド車が走行しており、来年か再来年には、それらの自動車のライフサイクルが終了する時期となり最初のバッテリーのリサイクルの波が訪れる見込みである。一方でそれらのバッテリーは元々の能力のおよそ8割を保持しており、大量の定置型エネルギー貯蔵用途に十分な量となる。

使用済EVバッテリーを大規模に再利用する取組みは未だ確立されたとは言いがたいが、ULは様々な研究組織と協働で、開発の最前線に立ってそれらの課題に取り組んでいるという。現在、ULはカリフォルニア大学サンディエゴ校と協働で、大学のマイクログリッドシステムと使用済EVバッテリーを統合する試みのパイロットプログラムを進めている。

ULは2017年の早期にUL規格1974を公表する見込みとしている。

【関連URL】
UL Standard 1974について
http://www.ul.com/inside-ul/the-afterlife-of-electric-vehicle-batteries/