インドとオーストリアに本社をもつ国際水ビジネス企業、VA Tech Wabag(VA Tech)が株式公開の手続にはいった。(※2010年9月時点)
【中略】
世界企業へ
VA Tech(当時はVA Tech India)は、水ソリューション企業の大手で自社の親会社であったオーストリアの当時のVA Tech Wabag(Wabag Austria)を2007年にSiemensから買収し、一躍世界の舞台に踊り出た。この買収により、VA Techは主要な水市場への足がかりを得ることができた。Wabag Austriaの技術を手にしたVA Techは、その技術をインドや国外のさまざまなプロジェクトに活用しはじめた。
VA Techは子会社を通じて、中東や北アフリカの主要市場で事業を展開している。これらは世界でも最も水が不足している地域で、海水淡水化や水再利用の技術に頼らざるをえない。これらの主要市場のほかに、VA Techはヨーロッパ、中国、および東南アジアの一部にも食い込んでおり、それら地域におけるプロジェクトの実績が、将来のプロジェクトの技術の確かさを保証するものとなっている。
こうした広範な地域で大きく事業を展開しているのは、ほかにSuez EnvironmentやVeolia Waterなど数社しかない。多くの技術や特許をもつVA Techは、これらの市場でビジネス・チャンスをつかむ恰好の位置にいるといえる。
【中略】
2010年12月3日、住友商事は、VA Tech Wabagと提携を結んだことを発表している。住友商事のプレスリリースは、以下URLよりアクセスできる。
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/2010/20101203_110000.html
(2010年12月)