ドイツの化学品メーカー、BASFは2011年4月26日、限外濾過(UF)膜モジュール・メーカーのinge watertechnologies AGを買収することでingeの投資家グループとの合意書に署名した。
inge watertechnologies AGは、飲料水、プロセス水、廃水、および海水の処理に使うUF膜技術の分野で世界のトップ企業のひとつである。本社はミュンヘン近郊のグライフェンベルクにあり、従業員は85人ほどである。ingeが世界に展開している製品や技術には、水処理プラントに欠かせない高効率UFモジュールや、費用対効果性にすぐれたラック設計などがある。
(中略)
UF膜技術は、水に含まれる粒子や微生物を低圧で膜分離するのに用いられる。この技術を必要とするのはおもに、水のリユースとリサイクル、飲料水の水質改善のための低フットプリント技術、廃水の排出前処理などで、それらの市場はますます拡大しつつある。
BASFは、2009年にCibaを買収したときにその一部として水処理ビジネスを手に入れ、水処理プロセスに欠くことのできない有機凝集剤・凝固剤の最大手サプライヤーのひとつになった。BASFは、利益を得つつ市場でのポジションをさらに高めていけるような強力なプラットフォームの構築により、水処理産業に関連する製品とノウハウを戦略的に結びつけることをめざしている。
(以下略)
2011年4月末