ラテンアメリカにおける環境コンプライアンスと内部監査(世界環境法規制セミナー特別コラム#1)

GHSやPRTR、VOC、拡大生産者責任及びCSRと環境法令並びに、それに伴う企業の責任がグローバルに認知され、ラテンアメリカ地域においても波及している。

2015年9月、米国環境保護局が明らかにした独フォルクスワーゲン(VW)による排出ガス規制違反は世界中に広まり、メキシコでは環 境監査局(PROFEPA)が2016年2月15日、環境規制に関するメキシコ公式規格(NOM)の認証を取得せずに乗用車の輸入・流通を行ったとして、 VWメキシコに対して1億6809万ペソ(約9億円、1ペソ=約5.4円)の制裁金を科す旨を発表した。

規模はVW事件ほど大きくないが、メキシコやブラジルはじめラテンアメリカ地域において、危険廃棄物の保管・取り扱い不備、排出者の未 登録、環境ライセンスの未取得、大気汚染物質排出管理機器の未設置、測定報告の未提出、汚染物質の大気や水における含有量の基準値超え等によって、多額の 罰金や事業所の閉鎖処分を受けるケースが後を絶たず、企業ブランドの多大な毀損に至っている。原因は現場担当者の安易な判断、法令の知識不足によるものが 多い。こうした動きがある一方で、企業は、コスト競争力の強化のためODMやOEMを推進し中国メーカー等他社へ生産を委託するため、サプライチェーンは 複雑化して品質や環境関連リスクの把握、対応が困難になっている。

グローバル企業にとって、事業に及ぼす環境コンプライアンスリスクの回避が、喫緊の課題である。特に海外の事業場における有効な手段と して、内部監査の重要性が再認識されている。今回のセミナーでは、コンプライアンス違反事例と内部監査の概要並びに内部監査推進に関する弊社の取り組みに ついて、紹介する。


本コラムは2016年10月4日(火)に開催いたしますEnviX世界環境法規制セミナー2016(第12回)に先立ち、各講演の内容をより詳しくご紹介するものです。

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